日々雑感

日々の出来事、感じたことを書き連ねる日記のブログ

装具をつけた

装具は、身体の機能低下を防ぐための器具、である。とりあえず自分の場合は、左足が問題だ。足首から全く力が入らず足先がぶら下がっている下垂足で、歩くときに頻繁に躓く。外で転倒したことはまだ2回しかないが、かなり危ない。

こうなってからもう半年以上になるが、遅ればせながら装具の利用を検討した。主治医の総合病院にあるリハビリ科に相談して、いくつか装具を試させてもらい、最終的には、カーボンファイバー製のちょっと格好いい製品に決めた。足裏のプレートから、すねにパネルがひざ下まで延びている一体型の製品で、パネル部分をテープですねに固定する。装着すると、すねから足先までが一体で固定されて素晴らしい安定感だ。

最近は5分歩けば1~2回は躓くことがあったが、この装具をつけてからは全く躓くことがなくなった。以前は、左足を前方に蹴りだして、足首から先を振り子のように振って歩いていた(そうしないと足首から先がぶら下がっていて引っかかってしまう)が、この装具を付けると普通の歩き方でよく、無理がないので疲労も少なくなった。ほんと、もっと早く導入すべきだった。

難点としては、靴の中敷きの下にプレートを入れるので、靴を履いた状態でないと利用できない点。家の中では室内履きを履いて使うことも考えたが、そこまでしなくてもあちこちつかまりながら歩けばいいので、外出用として割り切ることにした。
あとは、足首が90度の角度で固定されるので、坂道がつらい。ちょっと足を斜めにしてカニ歩きの要領で急坂を登ることになる。

とはいえ、ないときに比べれば大きく改善されているので大満足だ。自力で歩けるうちは歩き続けたい。