日々雑感

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2023/08/12 インディ・ジョーンズ

映画「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を観て来た。

ハリソン・フォード(御年81歳)が主演だが、シリーズも本作が最後になるとのこと。さすがにどこまで冒険できるのだろうと不安だったが、なかなかの活躍ぶりだった。過去作の登場人物も懐かしい顔をみせていたが、さすがに歳をとったなあ、と感慨深く。第1作から40年以上たつので仕方ないが。

このシリーズの第1作「レイダース/失われたアーク(聖櫃)」は1981年の公開。私は当時高校生で、初めて見たとき、ワクワクドキドキの冒険活劇に大興奮したものだ。(そういえば、「冒険活劇」って言葉が一般に広く使われるようになったのもこの映画からではなかろうか。転がる大岩から逃げたり、トロッコで暴走するのも、このシリーズではないかしら。)

その後、第2作「魔宮の伝説」で少し暗いトーンになったが、子役(キー・ホイ・クワン、今年アカデミー賞で話題になった)が大活躍。
第3作「最後の聖戦」ではインディのお父さん(初代007のショーン・コネリー)が大活躍。第4作「クリスタルスカルの王国」では敵がナチスからソ連に代わり、異文明が出てきたり、ちょっとスケール広げすぎな感じもあった。第1作と第3作が一番のお気に入りだ。

第5作となる今回は、さすがのインディも70歳、大学教授を引退、したはずなのに、またもや古代の遺物をめぐる陰謀に巻き込まれていく、というお話。70歳でさすがに人生いろいろあって、しんみりするところもあり、これまでとはちょっと違う。監督がスピルバーグからジェームズ・マンゴールドに変わったのもあるのかな。それでも冒険はてんこ盛りで、個人的にはすごく楽しめたし、よかったと思う。最後の「痛くないところは…」のやり取りが第1作とつながっていて秀逸だった。

これまで40年間楽しませてくれて感謝。