先週の金曜夜から両親のもとに帰省した。二人ともすでに80代後半で、病気も抱えてはいるがまだ健在といっていい。今回インターネット回線を引かれたので、中古のiPadを渡して設定して使い方を指南したり、スマホの契約プランの見直しにショップに行ったり、Amazonで安売りしていたFireTV StickをつないでTVerなどの配信を見られるようにしたり、携帯電話の通話よりLINE通話を使ったほうが話し放題だって説明したり…。機器の操作方法は、手書きのメモを残して、ケーブル類は間違えないようにシールを貼って、と、2日間いろいろとやってきた。
月曜日の朝から新幹線で戻ってきたが、途中で運転を見合わせるとのアナウンスがあり、岐阜羽島駅で止まってしまった。名古屋の先で沿線火災があり、消火中とのこと。結局、2時間、岐阜羽島駅で降りることもできず、運転再開を待つことになった。
遅れが2時間以上だと、特急料金の払い戻しがあるらしいが、厳密には1時間55分（！）で、払い戻し対象にはならなかった。まあ、人的被害はなかったし、めったにできない経験ができた、と思うことにした。
戻ってきてから、毎日実家から電話やLINEが来るようになった。iPadの使い方やLINE通話のやり方、FireTVの使い方などの問い合わせだ。いろいろとやり取りを繰り返したが、なかなか伝わらない。機器をいろいろといじって悩むのに疲労困憊してしまったらしい。結局、iPadはLINEのビデオ通話用、FireTVはTVer観る用と用途限定にすることにしたとのこと。ちょっと詰め込みすぎたようだ。使えれば便利だからといって、なんでも詰め込むのはよくなかったと反省。おいおい慣れてきたら、少しずつ用途を広げていけばいいし、広がらなければそれでもいい。LINEのビデオ通話さえできれば、顔を見られれば、まずは、それだけでいい。
